- 作者: マイク・ブラウン,梶山あゆみ
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2012/05/17
- メディア: 単行本
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自称「冥王星を殺した男」、訳者あとがきによれば、
による、その内幕*2を描いた書です。冥王星が惑星から外れたのは、惑星の定義が、というより、惑星の概念の問題だそうだ*3。定義というのは、それを言葉で具体的に書き表したものに過ぎないそうで。その内幕を、著者自身のライフイベント*4(結婚とか、娘の誕生とか)を交えて軽妙に描き出しています。なのでまぁ(内気な日本人としては)、「ご馳走様。」と言って目を覆いたくなる*5部分もあるが。
本書を読んでると[読書]かくして冥王星は降格された - たーくんの狂人日記も読み直してみたくはなるんだが、そういうことを気軽にできないのが、図書館派のチトツラいところ。でも本書の方が、先のハヤカワの奴より冥王星が降格した理由がよくわかり読み応えがある、と思う。