- 作者: アレクサンドラホロウィッツ,Alexandra Horowitz,竹内和世
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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本書は、読者を犬の科学へと導く。
そうだ。
小さいころ犬に噛まれて犬嫌いになったA君に是非とも読んでほしいと思う(まぁ、彼が手にとることは120%あり得ないと思うが。それほど犬嫌い。犬のことを「悪魔の手先」とか呼んでたくらいだから)。それ以外にも、犬好きの方は必読だと思う。もっとも、愛犬家と読書家が両立するかはわからない。本を読むのは時間がかかるから、書を愛すれば犬のことが疎*1かになるだろうし、それは人間のことが大好きな犬にとって本望ではない。逆もまた然り。
後半の方には、動物行動学の視点から、犬をしつける際のコツなんかも載ってた。*2。
あとちょっと気になったのは、チンパンジーのことを「チンプ」と略してたことが何回かあったけど(ケースバイケースで、統一されてはいなかった)、この記述はもう市民権を得たのかなぁ?