た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

持たざる国の資源論

「持たざる国」の資源論―持続可能な国土をめぐるもう一つの知

「持たざる国」の資源論―持続可能な国土をめぐるもう一つの知

うーん、どうやってこの本見つけたか、覚えてないや。はてブ経由か、と思ったけど、見あたらないし。ま、いいや。
そもそも、今日われわれが「天然資源」と読んでるものは、明治末期〜大正初期にかけては富源と呼ばれてたんだって。これらは英語で言えば"resource"になるんだけど、英和辞典で resource をどう表わすか、は、辞書によってマチマチだったらしい。
参考:wikipedia:資源 より引用:

人間の活動に利用可能なものが資源とされるため、何が資源と認識されるかはその時代や社会によって異なり、これまでは単なるゴミなどとされていたものでも技術の発達に伴い資源とされたり、逆にこれまで利用され資源と認識されたものでも、社会の変化と共に資源でなくなったりする。

あとがきでは、

本書を誉めてくださる読者がいるとすれば「よく調べましたね」ではなく「よい着想ですね」と言われたい。

と記しているんだが、素人的にはやっぱり「よく調べてんな(オラには真似できんわ*1)。」という感想を持ってしまう(まぁ、読み切るのは途中でザセツしましたが)。
出版社の紹介文はこちら。著者からの紹介はこちら
と言うわけで、貸出冊数制限の関係上、読みかけ放置プレイでご勘弁を。

*1:なんか国会図書館の古い資料とかも調べてるし。