た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

私は東ドイツに生まれた

私は東ドイツに生まれた―壁の向こうの日常生活

私は東ドイツに生まれた―壁の向こうの日常生活

今は亡きwikipedia:ドイツ民主共和国の実態を、東独*1に生まれ育ち、ドイツ語の教師などをしている著者が描いています。
せっかく巻頭に地図があるのに、監修者が留学していたというwikipedia:ビーレフェルトの位置が載ってない、あと地図の縮尺がないので、どれくらい離れているのかわからない、など、不親切な点はいくつかあるが。こういうのは、やっぱり出版社(というか、編集者?)の力量になるのかなぁ?
でも、東独出身者による書、というのが新しい点だそうです。まぁ、一つの参考に。

*1:著者いわく、wikipedia:プロレタリア独裁から「金」の独裁に変わったそうだ。そういえば、「社会主義の優等生」と呼ばれてたのを思い出した。でも優等生でも、いろいろ問題はあったようだ。