- 作者: 酒井邦嘉
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2011/12/17
- メディア: 単行本
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200ページほどで、手軽に読める(僕は半日ほどで読み切った。)割には、なかなか読み応えもある。だったらちゃんとお金出して自分で買えば、とも思うんだが、一度読んでしまうとなかなかそういう気にはなれないorz それに一般論として、近年の書籍は粗製濫造で、当たり外れが大きいんだよね。その隙を突いて、電子書籍が出てきたんだと思う。
本書の主張は、
電子書籍も、紙の本に先祖返りするのではなく、(検索性に優れる、などの利点を生かして)紙の本に負けない道を進むべきだ
というもので、それはそうなんでしょう。というわけで、電子書籍推進派にも反対派にも役に立つ本だと思う。
本書のあちこちでwikipedia:アガサ・クリスティの引用があったから、著者はwikipedia:アガサ・クリスティのファンっぽいね。あと、クラシック音楽の話もあちこちでされてたから、中学か高校で吹奏楽に手を出したことがあるのかなぁ?とちょっと思った。ググると、著者の履歴書がヒットした。
そーえば、僕は話せばわかる - たーくんの狂人日記と主張しているけど、これは言葉を足せば
相手に自分と
道東同等の想像力が備わっている場合に限り、「話せばわかる」が真実になる
のだそうだ。
そうえば、google:教科書 電子化ってーのは強行されたんだっけ?現場の反応はどうだったんだろう?今度ガッコーの先生に会ったら聞いてみよう。