た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

肥満と飢餓

肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム

肥満と飢餓――世界フード・ビジネスの不幸のシステム

一見正反対のように思える肥満と飢餓は、実は両方とも、現代のフード・ビジネスが生み出した不幸のシステムなんだそうだ。実際、昔の金持ちといえば、↓
http://us.123rf.com/400wm/400/400/izakowski/izakowski0910/izakowski091000009/5782329-cartoon-rich-man.jpg
のように恰幅の良い人が葉巻をふかしている、ってイメージがあったけど、現代の金持ちは
http://www.freshnewsdelivery.com/media/2/20061207-billgates.jpg
太ってないし、葉巻も持ってないね(ビル・ゲイツを現代の金持ちの代表にして良いのか、という疑問はおいといて)。むしろ、低所得だからこそ(ジャンク・フード漬けで)肥満になるそうだ。参考記事:http://himan.moteko1.com/2007/05/post.html
だから、市場の統合と貿易自由化という政策こそが、世界の貧しい人々を飢餓に追い込む結果になるんだそうだ。
これに関していろいろ言いたいことはあるけど、まだ勉強不足だし、以下自主規制。本書は、TPP賛成論者に是非読んでほしい、とだけ言っておく。

↓こっちは読みかけ放置。