- 作者: 福岡伸一
- 出版社/メーカー: 木楽舎
- 発売日: 2009/02/17
- メディア: 単行本
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本書は面白い装丁の本で、表表紙は↑の通りだけど、裏表紙はこのタイトルが鏡文字で印刷されてるんですね。
なんかでも、ちょっとググってみたら、wikipedia:福岡伸一さんは結構あちらこちらで批判されてるようだ。門外漢のオラとしては、彼の言説はわかりやすくて納得できることが多いけど。やっぱり、有名人は大変だ。*1100%完全無欠な人間なんているはずがないし、揚げ足とろうと思えばとれるもんだし。でも、僕がなぜ彼の言辞に納得できることが多いのか、を書いておくと、彼には生命への敬意が感じられるからです。その辺は、やっぱり小さい頃に自然に親しんで育まれたものなんでしょうか?*2
一つなるほど、と思った言辞を書き抜いておくと*3、
(なぜ学ぶことが必要なのか、という問いに対して)
私たちを規定する生物学的制約から自由になるために、私たちは学ぶのだ。
ということだそうだ。
*1:オラみたいな狂人も、それはそれで大変なんだが。
*2:「生物と無生物のあいだ」に、アゲハチョウの、孵化する直線の卵を無理にはがしたところ、中に幼生?がたたずんでおり、その卵は孵化することはなかった、という体験談がありました。
*3:ま、またデジタル切り抜きですわ。