た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

下流社会 第2章

下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた

下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

一応、こちらの続きです。
なんか、やっぱり前作同様、統計の数字で遊んでいる感が強いね。しかも、「はじめに」では

下流社会論の本家本元が、下流社会を隅々まで見渡した「第2章」

と大見得を切ってるのに、「おわりに」では、

(私は格差社会論の火付け役ではなく)火に油を注いだのである。

と明かしていて、ン?本家本元でなかったのか?どっちやねん!と突っ込んでしまった。*1
さらに難をつけると、4年前の本だから、911の総選挙の話が出てきたりするし、今読むと古さは否めない。(あぁ、あれからもう6人目の首相orz)
でも、20世紀型の人生設計がもはや通用しないのだから、それ新しい時代に合わせた社会制度(年金とか、少子化対策とか)を設計するべきだ、という主張はまぁ的を射ているでしょう。

続いてこっちは読みかけ放置。

*1:まぁ、どうやら、格差社会とかではなく「下流社会」という言葉を生み出したところに著者のこだわりがあるようだったが。