た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

辺境から世界を変える

辺境から世界を変える ――ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」

辺境から世界を変える ――ソーシャルビジネスが生み出す「村の起業家」

図書館の新着本のコーナーで目にとまり、読んでみました。まぁ面白かった。
なんか、今の時代もはや営利と非営利の境界は曖昧*1らしい。
こちらの記事によると、「ルポ 社会起業家大国アジア」だそうだ。確かに、言い得て妙です。
いろいろな成功事例が紹介されているんだけど、最後の章では

サラ金」化するマイクロファイナンス

ということが紹介されていて、影の面にも光を当てていたのが興味深かった。
ま、詳しくはの記事を参照してくだはれ。*2

*1:あいまい

*2:また手抜き加代。一応読んだ、という記録です。いやね、面白くはあったんだけど、横文字ギライのオラとしては、アントレプレナーシップとか連発されて、げんなりしたのよさ。あと、「当事者だけが持つあきらめの悪さ」というのが一つのキーワードなんだけど、それはあきらめの悪さ、ではなくて、あきらめることが不可能だから、関わり続けざるを得ないんだと思うんだよね。それを「あきらめの悪さ」なんて呼ぶのは、当事者に対してちょっと失礼な気がした。その辺が、オラ的にはちょっと?だった。