- 作者: シルヴィアナサー,塩川優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/03/15
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2009/04/10
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僕が以前から主張しているように*3、障害を負った人の場合、彼らを支える人の存在が重要なのではないか、と思うのですが、彼の場合は妻のアリシアさんということになるようだ。でも、それ以前にエレノアという女性にも手を出しているようなので、何だかなぁ、という想いはある。まぁ、数学者は、
精神の世界では立派な大人だが、現実の世界では赤子
だそうですから。
あとまぁ翻訳書にありがちな翻訳の質ですが、合格点ではあるんだけど、カタカナ語嫌いのオラとしては残念賞です。例えば、冒頭に「スラグ」って出てくるんだけど、カタカナで書かれると slag か slug かわかんないんだよね(参考wikipedia:スラッグ)。文脈的には、オラはくず鉄のことかな?とも思ったんだけど、調べてみるとそうでもないようだし、わからん。あと「シルクのネクタイ」って言うんだけど、絹のネクタイではいかんもんかねぇ?「ビルディング・ツー」ってーのもよく出てきたんだけど、これは日本語で言ったら二号棟でしょ?まぁ、「インディアン・サマー」を「小春日和」と超訳してカタカナで振り仮名ふっていたり、なかなか良い点もあったんですが。こういう訳し方がもっと一般的になると良いと思う(カタカナは多少フォントが小さくなっても読みやすいし)。
あと交通事故に遭ったオラが見逃せなかったのは、wikipedia:ダゲン・H(左側通行から右側通行への変更)の結果、スウェーデンでは左側通行の方がスピードを出しすぎる、という落とし穴があったそうだ。→wikipedia を読んでて思った。wikipedia:730 (交通)ではどうだったのかなぁ?
600 ページ以上ある本だけに、他にも書きたいことは多少あるんだけど、疲れたしこの辺で切り上げよーっと。