た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

地球温暖化問題原論、など

地球温暖化問題原論?ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬

地球温暖化問題原論?ネオリベラリズムと専門家集団の誤謬

著者の江澤さんは、在野の評論家だそうです。元々法学部政治学科のご出身だそうで、だから語り口は少々固くて取っ付きづらい感は否めない。
本書は、wikipedia:京都議定書及びその産物である京都メカニズムに潜むネオリベラリズムを暴き出し、これを新たな錬金術のタネとなるものだ(あるいは南北間格差をさらに広げる元凶の元だ)、として批判しています。
で、温暖化問題については、結局のところ「何もしない」のが良いだろう、と結んでいました。つまり、僕が昔ここで述べた方向性は、概ね正しい、と。
ちなみに、著者のホームページはこちら

続いて、もう一冊(読むの飽きた。)