- 作者: エリオット・アロンソン,キャロル・タヴリス,戸根由紀恵
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/03/20
- メディア: 単行本
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なんか、原題は"Mistakes were made."と受動態で、訳者あとがきで「こう言うときの可笑しさは、私たち日本人にはわからないかもしれないが…」と記していたんだけど、どう可笑しいんだろう?僕はよくワカラナイ。
あと、あるところで(アメリカの)企業名がズラズラッとならんでいるところに、プロクター&ギャンブルってーのがあったけど、これはP&Gとアルファベットで書いた方がわかりやすいでしょう?(日本法人もあるんだから。)
とまぁ、細かい不備はありますが、「証言する」と「嘘をつく」の合成で、testilie*1という語を「虚言する」と訳していたのは、良い訳だ、と思った。
あと、なんかアメリカでも間違い・ミスは忌み嫌われるそうなんだが、日本だってかなり嫌われるよなぁ。だって、いつだったかの総理大臣が、「wikipedia:再チャレンジ…」とバ○の一つ覚えのように繰り返してたけど、それって要するに日本は再チャレンジできない国だからそういうことを言い出したんでしょ?
あと、もう一つ本書で述べられていたメッセージは、「自分の正義は相手の正義とは異なることもあるんだから、謙虚さを大事に。」ということでしょうか。
ちなみに、例によってはてブ経由、こちらの記事から図書館で発掘してきたんだった、と思う。
*1:綴りは間違ってるかも