- 作者: 安藤忠雄
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/11/02
- メディア: 単行本
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その道(彼の場合は建築)で一線にいる人だけあって、興味深い言葉がならんでいます。本の体裁も、活字は大きめで読みやすい(まぁ、その分お買い得感には欠けるかもしれないが)。
一つ印象に残った言葉を書き残すなら、
建築というのは「公共物」なんです。
それで思い出したのは、まことちゃんハウス
のこと。安藤先生はどう思っていたのでしょう?
あともう一点。本書のタイトルについて。歩きながら考える、のは No problem なんですが、クルマ社会の現代、運転しながらアレコレ集中して考えるのは難しいんじゃないかなぁ、と思うんですが、まぁオラは狂人ですから、フツーの人がどうかは知らない。
あと、日本人が(世界に比べて)長寿なのは、(自然が美しく豊かであることから生じる)好奇心が強いからではないか、と記していました。この辺の真偽のほどは、また他の本を読んで勉強したい、と思います。