た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

「待つ」ということ、等

「待つ」ということ (角川選書)

「待つ」ということ (角川選書)

僕は昔(事故直後)、「待つ」のが苦手だ、と周囲の人びとに言われたことがあったので、このような本に手を出してみました*1。でも、インターネットや携帯電話の発達のためか、ホント待たずに澄む、結果「待てない」人が多い社会になりましたよね。本書中で紹介されていた事例を記すと、(昭和の時代では)CMソングは3番まであるものも珍しくなかった。
でも、本書の最後の方で、

<待つ>ことから未来は生まれ、意識は始動したとすら言えるかもしれない。

と語られていたように、「待つ」ことにもプラスの側面はあると思うんだけど。ことわざでも、「待てば海路の日和あり」と言うし。
まぁ、バランスの問題なんでしょうね。例えば、人の成長や命の炎はひとを待ってはくれない…
という訳で、この先を書くとツラくなるので、この辺で失礼。

と思ったが、今週のお題に反応。

*1:あと昔、

夢のもつれ (角川ソフィア文庫)

夢のもつれ (角川ソフィア文庫)

も買って読んだ気がするんだけど、家の中に見あたらないところから考えると、ブックオフあたりに売り飛ばした可能性も大orz