ちょっとネタバレだけど、ゾウとサメによる死者数を単純に比較すると、ゾウにひき殺されてしまう人の方が多いのね。それで、
ぼくたちはゾウを見てもぞうっとしないのはなぜだろう?
なんて具合で、翻訳も僕的には好みの訳だった。*2ってことは、前作も途中放棄しないで、最後までちゃんと読めばもっと面白いのかもしれないな、と思った。
ま、本作も、世の中のいろいろな現象を経済学の視点で切り裂いてゆくのですが(amazonで、「商品の説明」などを見ると、詳しく解ります。)、ただまぁ経済学では、何かあると「人はインセンティブに反応する」とやるんだよね。ところが、人はもっと複雑だと僕は思うのだ。
というわけで、この話は次回に続く…*3