- 作者: ウィリアム・パトリック,ジョン・T・カシオポ,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: 単行本
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先日、クルマ社会・7つの大罪を読んで、他の人の感想を読んでいて、同じような本に興味を持つなら、彼が読んだ本も面白いのかな?と考え、図書館で発掘して読んでみたところ、結構面白かった。こういう読書の仕方も、ブログならではの読書体験ということで、たまには良いのではないか、と。*1
まぁ発行は今年の初めみたいなので、内容に関してはググればいろいろ出てくると思うので、他に譲りますが、孤独感が寿命や重大な疾患の発病にも影響を及ぼす、という、いささかショッキングな研究について報告しています。一般に、男性よりも女性の方が寿命が長いのも、このことが関係しているのかなぁ、とも思ったりする。
でも、アメリカさんの本なんで、wikipedia:ジュディ・ガーランドのエピソードなんかは、名前を挙げただけでサラッと流されたのは、オラはなんのことかわからんでチョッチ辛かった。こういうのは、もうちょっと訳注があったら良いのかも。あと、wikipedia:グラナダとwikipedia:グレナダが違う場所だ、とかいう話とかね(これはオラの知識の問題か)。
でも全体的には、http://youpouch.com/2010/07/13/163308/なんていう話もあって、著者の幅広い知識がうかがえ、楽しく読めた。あと、「回復に至る道はいつも工事中」なんていうwikipedia:アルコホーリクス・アノニマスの言葉なんかも紹介されてた。これなんかは、オラ(高次脳機能障害)にも当てはまりそうだ。