グーグル時代の情報整理術

グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice)

本書は、かのグーグルのCIOを務められた筆者（ダグラス・Ｃ・ メリル）が、情報の整理術について語っています。まぁ全体を貫く論調としては、整理術なぞというものは人によって違ってしかるものだから、様々なツールを使って自分に合うものを探し出す、本書がその一助になれば、といった感じです。
著者は失読症だ、っていうんだけど、失読症の彼がこのような名著を書ける、というのもよくわからないなぁ。ま、それは、共著者のジェイムズ・Ａ・マーティン氏の筆力のおかげなんでしょう。日本では、こういう共著者（あるいは、編集者。日本語の書籍で、共著者がいる本ってあんまり見かけないから。）の役割がちょっと軽んじられ過ぎてる気がする。もうちょっと重要視しても良いと（僕は）思うんだけど。
ま、図書館には最近入ったようだけど、出版されたのは去年なので、ググるとあちこちに紹介記事があります。以下の記事が詳しいかも。http://trackback.blogsys.jp/livedoor/smoothfoxxx/51765885

（追記）んで、図書館に返しに行ったら、今度は

情報は「整理」しないで捨てなさい

なんてー本があった。（貸出し冊数の関係上、借りては来なかったけど。なんか、みんな言いたい放題だね。）
んで、Ads by Google には、

大事なことはすべて記録しなさい

なんてーのもあるしorzもう、