- 作者: 松島恵介
- 出版社/メーカー: 金子書房
- 発売日: 2002/11/01
- メディア: 単行本
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興味深かったのは、アルコール依存症の断酒会の風景が描写されていたんだけど、依存症でも、
自らを「アルコール依存症者」と認めることこそが、長期の断酒に不可欠な条件
なんだそうです。障害者の障害受容の話と似てるな、と思った。
でも、僕が重要だと思うメッセージを一つ挙げるのなら、
学習と忘却は同じコインの裏表
という話でしょうかね。
本書では、wikipedia:足利事件の話も取り上げていた*1。やはり、どうも司法の世界では記憶も(検察の筋書に沿って)作られることがあるように感じられた。コワイ、コワイ。触らぬ神に祟りなし?
*1:もちろん、本書の発行は菅家さんの無罪確定のずっと前です。