た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

科学でわかる男と女の心と脳

ま、流し読みですが。
最近流行り(といっても、一時期の勢いは無くなった感がある。)のテーマ,新書ですな。僕は図書館から発掘してきたけど、専門の文献なんかも参照されていて、それなりに中身のある本ではあった。本屋で見つけたら、買っても良いかも。(というつぶやきは、往々にして忘れ去られるんだけど。)
面白い豆知識もあった。

1994年のギネスブックによれば、ヒトの男性による子の数のギネス記録は、17〜18世紀のモロッコ王のムーレイ・イスマイル*1の残した、少なくとも*21,042人という数字

だそうです。妾が何人いたか、は書いてなかったけど。それにしてもスンゴイ精力だ。(一般には,生殖能力は女性はもちろん男性も年齢とともに減少するらしい。(男性側の能力の問題で、妊娠に至らなくなってしまうんだとか。))
あと、そうだろうな、と思ったのは、ナビゲーションシステムで、「○○m先を右です。」とか言われても、「○○m先の角ってどこよ?!」と思う女性が多い、んだとか。ということは、完成の域に達した感のあるナビゲーションシステムも、女性の視点に立てばまだまだ改良の余地がある、ということでしょう。
というわけで、旬のテーマ、というわけではないかもしれませんが、それだけに結構完成度は高いと思います。まぁ新書だから一日あったら読めるし、それにしては中身もそれなりにある良書だと思いますが。

*1:参考質問:question:1078632343

*2:700人を超えたあたりから、ちゃんと数えてなかったらしい。昔は、今みたいに戸籍制度もなかったし。(まぁ、最近問題になってるように、制度があっても運用がいい加減だと訳わかめになるんだが。)