- 作者: サイモンシン,エツァートエルンスト,Simon Singh,Edzard Ernst,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01
- メディア: 単行本
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で、本書がやり玉に挙げているのは、表題*1の通りいわゆる代替医療で、詳しくはAmazonで目次でも参照してもらえばいいのですが、具体的には主として、wikipedia:鍼・wikipedia:ホメオパシー ・wikipedia:カイロプラクティック・ハーブ療法を取り上げていて、その限界を詳しく見ています。これ以外についても、付録で簡単に解説しています。
ここで僕は、「あれ?鍼は昔、WHOが効果ある、って結論出したんでなかったかな?」と思ったんだけど、本書を読んでみるとその結論の出し方にはちょっと問題があったらしい。
確かに現代の医療にももちろん限界はあって、でも治りたい、という患者の思いにつけ込んでこの手の代替医療がはびこってるのかなぁ、とも思う。
ま、この手の話題はまだ考えがまとまってないので、深入りは避けておく。
ちなみに、wikipedia にもこんな項目が出来ていた。wikipedia:代替医療のトリック