た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ソフィーがいたころ

ソフィーがいたころ―人間の少年と育ったチンパンジー

ソフィーがいたころ―人間の少年と育ったチンパンジー

  • 作者: ヴィンススミス,Vince Smith,奥村章子
  • 出版社/メーカー: アーティストハウスパブリッシャーズ
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
ソフィーつながりで、手に取ってみたんだけど、本書のソフィーはチンプ(チンパンジー)でした。チンプはwikipedia:類人猿であって、wikipedia:サルではないらしい*1
まぁそれはおいといて、本書は言わばチンプを養子に迎えた筆者の奮闘ぶりと、その悲しい結末を描いています。
なんだけど、本書の欠点は、その中途半端な作り。まず、翻訳書ならあってしかるべきの訳者あとがきがない*2。索引や用語解説もないから、門外漢にとっては「リザーブサンクチュアリってどう違うねん?」とかいう具合に疑問が疑問を呼び、イライラが募る。前に誰かが何かの本*3で、索引のない本は本としての価値がない*4と語ってたんだけど、その通りだと思う。そういう価値のない本を粗製濫造してるから、最近のように電子書籍が登場したときにあわてふためくことになるんだYO-。
という訳で、感想文も中途半端orz

*1:ありゃ、そしたら、アイアイの歌詞はどうなる?子どもたちにウソ教えて良いのか?

*2:著者自身の、日本の読者のためのあとがき、というのはあるが、それとは別に訳者あとがきがあっても良いと思う。当然その分のコストは必要だが。

*3:って、これじゃ何だか全然わからんなぁorz

*4:もちろん、小説とかは話が別。