- 作者: スーザン・ブラックモア,筒井晴香,信原幸弘,西堤優
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書は、「意識」とは何か、についてさまざまな角度から光を当てています。結局、「(自然)言語」があるから「意識」がある、とも言えるようですが、では言語を持たない動物一般に意識はあると言えるのか(どうも、大型類人猿についてはあると言えるらしい。)なんていうテーマも扱っています。
自由意志というものが本当の存在するのか、なんてーテーマも扱っていて、この辺は[読書]責任という虚構 - たーくんの狂人日記を彷彿*1とさせた。
まぁ、「意識」なんていう複雑な現象が、1冊でわかる、なんてーことはあり得ず、また別な本も読んでみようかな、と思ったところで、今日はお終い。まぁ本書は、比較的薄いので、とっかかりには気軽に読めるのではないでしょうか。
*1:ほうふつ