今ウェブは退化中ですが、何か？

今ウェブは退化中ですが、何か? クリック無間地獄に落ちた人々 (講談社BIZ)

僕はまだ未読だから違ってたらゴメンなさいなのですが、どうやら

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

の続編のようです。まぁ前著の書名といい、敢えてネット礼賛派の人を挑発して怒らせようという意図が見え隠れしますなぁ。著者の主張はまぁ理解は出来ますけど、「暴走するネット社会」で語っていたように、ネットは所詮道具に過ぎず社会の縮図なんだから、良い面も悪い面もあるでしょう。著者の主張に全面的な賛成はできませんね。だいたい、オラこの「〜何か？」というとぼけた言い方は好きじゃないんだよね。
ただまぁ、著者はリアル原理主義者と自分で語っていたけど、そう言われてみれば、オラもリアル原理主義かもしれない。著者とはちょっと違った意味で。*1
そえば本書では、はてブユーザーはネットリテラシーが高いということになってた。みなさん、敵(?)に認められて良かったね。
そえば、こういう怒気が感じられる本にしては、誤字・脱字が皆無だったのはさすがと言えましょう。よっぽど注意して校正したんだろうな。逆に、他者の発言を引用した部分で、誤字・脱字を（ママ）とルビをつけて強調してた。そこまでイヂワルせんでも…という気もする。（心当たりのある方、ご用心を。オラも含めて。）

*1:ただオラのようなキチガイは、リアル社会にはなかなか受け入れてもらえないところが問題なんだよなぁ。ま、自分でもそれは仕方ないと思う。だって、実体験はゼロに等しいのに頭でっかちで文句ばっかり一人前なんだもん。