改憲は必要か - た－くんの狂人日記

ヒデブ〜氏が総理を辞任してから、すっかり静かになった感のある憲法改正論議ですが、本書が刊行されたのは氏が総理に就任する以前の2004年10月。そういう古さはありますが*1、書かれていること自体にはそんなに古くささは感じられません。本書は憲法改正論議について、

ちょっと立ち止まって考えてみよう。（あとがきより）

という人たちのために編纂されたもので、具体的には憲法再生フォーラムの７人の論者が、目次に示されているような問いに答える形で論を展開しています。まぁ、いつまた魑魅魍魎*2が蠢*3き始めるかわかったものではないし、そういう事態に備えて日頃からよく考えておくことは必要だとは思います。

ちなみに、出版社による紹介はこちら。執筆者の紹介もあります。

何となく、本書を読んで[読書]民主主義とは何なのか - たーくんの狂人日記を思い出したんだけど、本棚探しても見あたらなかった。まぁいいや。

*1:そらそうでしょう。確か BOOK OFF で拾ったのをしばらく放置プレイしてたんだから。

*3:うごめ