た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ウィキペディア・レボリューション

ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

ウィキペディア・レボリューション―世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)

例によって、ウィキペディア本です。
思うんだけど、日本のインターネット界って、アメリカと違い、Yahoo! が相変わらずシェア一位を維持してるし(2009年1月の記事)、アメリカの書籍をただ翻訳するんじゃなくて、日本独自の事情を加味した書籍が望まれる、ような気もする。まぁ良いんだけど。
本書は、443ページもある大作なんで、読みこなすのがチト疲れます。まぁでも、翻訳書ならではの、普段気づかない視点(コミュニティの力は、アリがアリの社会を作るやり方に似てる、とか)もあって、それなりに興味深いけど。
でも、英語版やドイツ語版のWikipediaは、成長期を過ぎて停滞期にさしかかっているんだそうだ。