- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/05/27
- メディア: 単行本
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本書は、冒頭では、人間とアカゲザルのDNAが95%一致する(チンプ*1とは99.7%一致)から、有意水準5%の検定をするなら、人間とアカゲザルが同じになってしまう、なんてふうに、なかなか霊長類の学者らしい面白い書き方をしていたのですが、後半はこれまでの著作(まぁ、本棚探したところ僕が読んだのは、「ケータイをもったサル」
- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2003/09/01
- メディア: 新書
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考えないヒト - ケータイ依存で退化した日本人 (中公新書 (1805))
- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/07/26
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他人を許せないサル―IT世間につながれた現代人 (ブルーバックス)
- 作者: 正高信男
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/18
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現代社会ではいろいろなことがスイッチ一つで出来てしまう方向に進んでいるからこそ、例えばサルに車の運転をさせてみて、どの程度出来るか実験してみる、なんていうことをしてみたら正高さんらしい面白い著作になったんだろうけど。
そんな訳で、僕個人の考えとしては、Webがここまで生活に密着した社会が出現して、まだたかが十年経つか経たないか、ってとこなんだから、今の段階で「進化」だの「退化」だの言い出すのはちと早過ぎるんではないかなぁ、といったところでしょうかね。