- 作者: 永井明
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/06
- メディア: 文庫
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そういう(バカがつくほど?)正直な人は医者を続けられず、おそらくある種テキトーな人の方が続けられる、というのも、それで良いんかなぁ?という気がしないでもないんですが、まぁそれを言い出したらどこの世界でもそうなんでしょう。ま、オラ本格的に働いたことはないけど、バイト時代(某大手予備校のチューター)のことを思い出しても、そんな気がする。*1
なお、本書はだいたい'70〜'80年代の医療事情をベースにしているんでしょうが、ここで語られていた問題(例えばガンの告知とか)は、ほとんど解消されないまま現代の医療へと繋がっている気がする。だから、確かに古い本だけど、今読んでも十分役に立つ書だと思いますよ。
あれ、でも Wikipedia で筆者の項をひいてみたら(wikipedia:永井明)、2004年に亡くなっていたんですね。合掌。もっと長生きして、現代の医療に鋭くメスをふるってほしかったですね。
*1:ってことは、ある程度続けられたオイラは、やっぱどっかテキトーな部分があったんでしょうかね。そらそっか。生徒が大学に落ちた当日でも、雀卓囲んでたくらいだから…