た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

脳は物理学をいかに創るのか

脳は物理学をいかに創るのか

脳は物理学をいかに創るのか

ここで言う物理学とは、どうも理論物理学のようですね。したがって、本書を一言で評するなら、理論物理学屋による脳についての解説書、とでもなるのでしょうか。まぁ、オラはほとんど斜め読みで、最後までたどり着いたときにまたもや
http://c-champ.jp/images/4812/img.jpg
こういう気分になりましたな。
でまぁ、脳の中で物事を処理するときの時間がms(ミリ秒、1/1000秒)単位のことが多いから仕方ないのかもしれないけど、オラはいちいち何でも100msと書かれるのも何だなぁ、と思ってしまうクチでして。だって、100ms=0.1s だから、そう書いた方が直感的に理解しやすいような気もするんだけど。でも他の資料でも、無理矢理 ms 単位に直して記述しているものが多いようで。ま、いっか。
まぁ、本書を読みこなすためには、もっと(脳のことを)勉強しろ、ということでしょうな。でも、最後の方に載ってたクォークと意識の比較は面白かった。(クォークは陽子・中性子の中でのみ存在するように思われるが、意識も脳の中でのみ認知できる、とか何とか。)

ところで、こちらでネズミは鏡に映った像を自分と認識できるのか、という問いを発しましたが、やっぱりネコやネズミには無理みたいですね。

そうそう、今週のお題ね。