- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/05/02
- メディア: 単行本
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訳わかめだったorz
だって、僕チン、惑溺(わくでき)*1なんて読めま千年。読めない=意味を知らない。
表題作の緑の資本主義とは、要するにイスラム(イスラームって伸ばすのが良いのかな?)の資本主義のことなんですが*2、イスラム世界では(元々は)定価という概念が存在しないそうで。また、最後の方で、イスラームの存在自体がある種の経済学批判だ、と語っていました。(そんな感じで、最後の部分はなかなか興味深かったが、そこに至る過程が僕にはチンプンカンプン。)
もう一つ興味深かったのは、キリスト教徒最大のお祭りは言うまでもなくX'masで、(キリスト教的な)資本主義の夢とは、言ってみれば毎日がX'mas(=お祭り)な状態ですが、一方イスラム世界でX'masに相当するお祭りと言えば、wikipedia:ラマダーンになるだろう、という指摘ですかね。サンタクロースに象徴される陽気なお祭りと、禁欲的なイスラムのお祭りの対比は興味深かったです。
でも、その辺がわかったところで、続きを読みこなす気力が失せました…まぁいいや。結構古い本だから、文庫にもなってるみたいだしね。また読みたくなったら、自分で買え、と。