- 作者: 千葉太玄
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
で、本書を読んでわかったことは、脳死になった人の臓器が他人の役に立っている、ということは、ご遺族の心の支えにはなり得る、ということですかね。また、脳死は、無益な死後治療を避けるために導入するべきで、臓器移植とは分けて考えた方が良いのではないか、とも語っていました。とは言っても、臓器移植のためには(あまり良い表現ではないが)新鮮な臓器が必要なので、この二つは切っても切り離せないと思いますが。
全体としては、日本でも早く脳死・臓器移植の法整備を進めるべきだ、という論調です。