た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

広告も変わったねぇ。

この質問と関係あるかな?
http://q.hatena.ne.jp/1235318976

この本は、(一応著者になっている)天野祐吉氏と、(広告業界の)著名人?との対談集ですが、(あとがきを読めばわかるんだけど)要するにhttp://www.kokokuhihyo.com/comment.html休刊するので、出版プランナーの松永光弘氏が天野氏のために対談をセットしてその模様を収録した本、ということになりますかね?

まぁ、広告についてはwikipedia:マーケティングなんかを勉強した方が良いのかもしれませんが、現代社会では広告は「広く知らしめる」という側面から、欲望を喚起する、他の商品と差別化する、という側面に移行しつつあるわけですが、今も昔も変わらないのは「評判作り」だ、と語っています。そういう、人の気持ちが動くようなコミュニケーションがCMの本質だろうと。

そういう意味では、広告の原型は、平賀源内が土用の丑の日に鰻を食べることを考えたことだそうです。源内先生、さすがですねぇ。