- 作者: 久恒辰博
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/09/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 久恒辰博
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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まず、冒頭で、「老化」を
加齢にともなって、筋力や神経伝達速度、そして病気に対する抵抗力など、生体機能が低下すること
のように定義しています。そして、大人の脳でも神経細胞が生まれている、という最近の知見を紹介し、老化と加齢を分けて考え、積極的に頭を使う*1ことで脳の老化をコントロールできる、と説いています。全体的に文章もこなれており、手に取りやすい価格でもあるので、興味のある方はご一読されることをお勧めします。僕の場合、大体半日で読めた。
なお、本書巻頭に、脳年齢を計るテストがあります。興味のある方は、やってみると良いかも。*2
解説の竹内均さんのことばが良いですね。書店で立ち読みするなら、ここが良いでしょう。
まぁ、「若気の至り」という言葉があるように、若いことが必ずしも良いとは言い切れないと思いますけど。
付録:著者の研究室のHP