- 作者: 二間瀬敏史
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/06/26
- メディア: 単行本
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まぁ、前半は昔Newtonで読んだような内容が多くて全体的には流し読みになってしまったんだけど、いくつか興味深かったのは、
- 過去へのタイム・トラベルは、wikipedia:因果律の点から言って問題が多い。現代の科学技術が因果律を元に成り立っている以上、これを実現させるのは難しいだろう。(wikipedia:パラレルワールドなどの概念を使うのなら、話は別だが、それでもやはり今いる宇宙に影響を与えるとおかしな話になってしまう。)
- 一方で、未来へのタイム・トラベルはあながち無理だ、というわけでもないらしい。これは、例えば現代の医学では治らないような病気を抱えている人間が、未来に行って生きながらえる、という可能性もある、っちゅーことかなぁ?いずれにしろ、まだ夢物語でしょうが。
タイム・マシンという観点から現代物理に迫るには、面白い一冊だと思います。
*1:13/2/2追記 家の近くの図書館にもあったりするんだが…