た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

日経新聞読みこなし隊

渋井真帆の日経新聞読みこなし隊

渋井真帆の日経新聞読みこなし隊

ま、この本を手に取ったのは偶然です。似たような書籍は、他にもいろいろ出てるみたいですしね。(例えば、http://www.the-dai1.co.jp/seminar/nikkei/nikkei.htmとか。)別に、渋井教(公式サイト)に染まったから、という訳では全然ありません。その証拠に、2005年の本を目にしたのが2008年ですから。


まぁ、そんなことは置いといても、結構面白い本だった。曰く、

経済とは、人間の欲望を貨幣という単位で数値化したものである。

など。なるほど、と思わせる言葉が多かった。


ある意味、日経新聞のモード*1は外国語だから、音読が効果的だそうです。うーん、図書館ではキビしいけど、たまに買ってきたときにやってみるか。


あと、僕が大いに同意したのは、

テレビの情報は、自分の中で言語化できない(ことが多い)。また、新聞もネット上の情報も、点で捉えるなら大きな違いはないが、立体的に捉えるなら、新聞の方が圧倒的に勝っている

とのことです。


もう一つ、タテ読み(各面を別個に読む読み方)に対してヨコ読み(数日間に渡って、各紙面を関連づけて読む読み方)の重要性も説いていました。そのためには、やっぱり継続して読むことが大事かなぁ。

*1:ここでは、作法と訳すべきか?