た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

北海道は…

北海道は、この時期、もうほんのり明るくなってきたよ。(三時半)やっぱり、本気でサマータイムの導入を検討してほしいもんだ。研究事例に事欠かないはずだ。外国の現状を調べれば良い。ただしその場合、東京標準で動いているテレビの世界とは距離を置く必要があるね。それがイヤな若者は、西へ向かえ、と。

ちょっと遅れたけど、H18年6月29日付読売新聞社説への反論を記したいと思う。「ドイツの3%引き上げに学べ」のタイトルで、消費税引き上げを説いているのだが、ドイツと日本ではその文化的背景が全く異なるのである。
同列に扱ってもらっては貧しい一般庶民が困る。そもそも間接税というのは、その逆進性が指摘されている。(例えば、http://pharma1.med.osaka-u.ac.jp/irie/taxsystem.html)つまり、大雑把に言えば、貧乏人ほど重い税負担を強いられるのである。富の再配分が政治の目的だと僕は思うのだが、逆進性の高い税制というのは、単に取りやすいところから金をむしり取っているだけにしか思えない。

これからの社会の理想は、わかりやすく言えば、お金持ちが貧乏人に施す(そして施しを受ける側も施す側も、精神的な重圧がないことが理想だろう)社会ではないか。欧米には、キリスト教を背景とする、寄付の思想がある。
例えばビル・ゲイツは、たんまり儲けたから、今後は慈善活動などで生きていくらしい。(例えば、http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2145321/detail)欧米には、そういう思想があるのである。
一方の日本はどうか。江戸時代ならいざ知らず、現代の日本にそのような善行をする人が生まれるとは僕には思えない。第二・再三のホリエモン、村上容疑者が生まれるだけである。話はそれるが、この村上容疑者、拘置所に入っても、株やってるんだってね。ハッキリ言って。株バカだね。バカにつける薬はないよ。

さて、話がそれてきたから、まとめよう。ドイツと日本を同列に扱ってもらっては困る。日本は日本なのだ。消費税の引き上げには、僕は断固として反対する。