「女とオトコの経済学」を完読したので、読書感想文を記してみよう。
- 作者: 加藤敏明
- 出版社/メーカー: 寿郎社
- 発売日: 2001/01/15
- メディア: 単行本
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身近な話題を経済学の切り口からわかりやすく解説しており、経済学のとっかかりとしては大変面白い入門書だと思う。
全体に流れている論調は、日本はもっと女性を登用すべし、というもので、そうすることにより男性も元気になる、という訳で、まあそれはそうなんだろう。女性に優しいところは、男性にも、つまりは人間に対して優しいはずだし。オトコとしては、肩身が狭くなる一方のような気もするが、マッチョな(バカ)男が減るのは歓迎すべきことだし、良いかもしれない。
書名には、「女性はそのまま変わらずに、より一層伸び伸びと社会に参加し主張し行動してほしい。かたや男性は、今ある価値観や生き方を見直し、悪しきオトコ社会から一日も早く卒業しようよ。」
(あとがきより)との思いが込められているそうだ。
ちなみに、経済学の大学院に行っている僕の友人も、名前が加藤。
経済に縁のある名字なのかしらん。