た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

片仮名と平仮名

今日は、久しぶりに片仮名と平仮名について考えてみようと思う。

 確か明治期には、片仮名を書くのが一般的だった。それがいつの間にか、平仮名の方が大きな顔をするようになったのだ。

 みなさんも実際に書いてみればわかると思うのだが、片仮名の方が角張っていて書きやすい。でも読みづらい。

 それに対して、.平仮名は、丸っぽいから読みやすい。でも僕も昔そうだったのだが、綺麗に平仮名を書くのは意外に難しい。

 つまり、平仮名は読みやすいが書きづらく、それに対して片仮名は書きやすいが読みづらい。どちらも一長一短なのだ。明治の時代には、まだ文字を書ける人が少なく、それ故書きやすい片仮名が主流だったのでは無かろうか。

 現代では手書きの文字を目にする機会は、減っただろう。だから、片仮名はますます出番が減っていくのかもしれない。でも外来語の多くは片仮名で書き表されるから、外来語が多い時には片仮名が大活躍する。まだまだ片仮名の出番は多そうだ。

 僕も(一応右利き)、左手で片仮名を書く練習をしておいたら、イザという時便利かなぁ、なんて思ったりしている。