こちらの記事から、図書館で取り寄せ。出版社の記事もあった:この猫の目と出会ったら読んでみてください | みすず書房
まぁwikipedia:哲学の本なんですけど。というか、本の紹介が多かった印象がある。
猫は超リアリストなんだそうだ。
猫の世界では、幸福とは、彼らの幸福を現実に脅かすものが取り除かれたときに、自動的に戻る状態のこと
こういうこと?
哲学の源は不安である
猫は「永遠の猫」の儚い影である
だと。うーん、わからん…
wikipedia:ルネ・デカルトが実際に証明したことは
人間は他のどんな動物よりも無思慮になりうる
ということだそうだ。
wikipedia:エセーというのはwikipedia:ミシェル・ド・モンテーニュが(フランス語の意味から)考え出した語なんだってね。
古代ヨーロッパ世界では、哲学は「鎮静剤」であり、規則的に服用すれば心の静謐*1がもたらされるんだと。
こういう話もあるんだそうだ:猫の祖先は?猫のルーツを探る!猫の祖先は?猫のルーツを探る! | 猫との暮らし大百科 ゲノムを加えるとこんな記事も:【サイエンス】「ネコ」はどこから来たか? ゲノム解析で判明したネコの旅路と進化(1/3ページ) - 産経ニュース
この書名はなんか見覚えあるな、と思ったら、やっぱ読んでたか:猫はこうして地球を征服した、など - た-くんの狂人日記
こんな本もあったのか:猫たちの隠された生活 | 草思社
こういう取り組みも:TNRとは
退屈とは、自分以外に誰もいないという恐怖である
(哲学は)現代では中産階級の学者たちの偏見を正す営み
wikipedia:マルクス・アウレリウス・アントニヌスって哲学者皇帝だったんか。
wikipedia:ストア派の賢者曰く、
物は考えよう、ってことだね。
生き方は偶然によって、感情は身体によって形作られる
人間の不幸の原因は、「われわれがか弱く死すべき運命を背負っている」ことにあるそうだ。それを言っちゃあお終いよ。
wikipedia:Pascalっていうプログラミング言語があるけど、
名称は、wikipedia:ブレーズ・パスカルにちなむ
んだってね。
持続する信仰の基礎は儀式である
「気晴らしは、人間という動物を定義する特徴*2に対する答えである」って言うんだけど、犬や猫、サルなんかも状況によっては気晴らしのような行動をとるんでなかったかなぁ?ググっても見当たらんが…
(人間は)自分の人生がどんなふうに終わるのかは知りようがないので、人生を物語で語ろうとしても、人生がその物語をこわす
wikipedia:サミュエル・ジョンソン Wikipediaに書いてあるようだが、瘰癧とは - コトバンクを患っていたそうで。
wikipedia:ブレーズ・パスカル曰く、「正義は、魅力と同じように、流行に左右される」とのこと。
著者の考えとは違うようだが、こういう本も:美徳なき時代【新装版】 | みすず書房
ありゃ、これは読みかけ放置プレイか…:感じる脳 - た-くんの狂人日記
wikipedia:バールーフ・デ・スピノザの思想はwikipedia:禅に似てる、とかいう話もあるんだって:禅、ここまでの理解|森 一貴(Mori Kazuki)|note
wikipedia:パトリシア・ハイスミスはゴキブリを主人公にした話を書いてるらしい:「世界の終わりの物語」パトリシア・ハイスミス 感想その2(ネタバレ注意) | ほたてと本のある生活
愛においては…人間は自己欺瞞に支配されている
ふーん、猫は自分の死期を知っている、という説もあるのか。猫が死ぬ前にみせる兆候、あなたがそのとき愛猫にできること。 | ペトリィ 小さな家族のセレモニー でも、この記事が言ってることの方が信用できるな。:「猫は死期を悟ると飼い主の前から姿を消す」という説が示す本当の意味|@DIME アットダイム
「人間は死の定義づけられた動物」 wikipedia:en:Ernest Beckerに言わせれば、
死からの逃避こそが文明の牽引者
だそうだ。
ある映画のセリフにあるそうだが、「殺し屋は殺すのを止めたら殺される」
wikipedia:進化は19世紀の神話だそうだ。
名言ナビ - 習慣は第二の自然だといわれているが、人は、自然が第
原題は(日本語に訳せば)猫の哲学なんだが、すでに同名書があるんで、こういう邦題にしたんだと。
という訳で、値段の割に薄い本だが、中身は濃い。
*1:wikipedia:アタラクシアとルビがふってあった。
*2:自意識とともに生まれた死の恐怖だと。