た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

響きの考古学

 

響きの考古学 (はじめて音楽と出会う本)
 

 パラパラと眺めていたら、僕が事故った当時の教授の先生が、(平均律について)なんか書いてたのを思い出した。:【おすすめ】小方厚『音律と音階の科学』ドレミが生まれた理由を知りたいならこの一冊 - ゲーム音楽の巣 実家の書庫(というか、物置)に転がってるかもしらんが、当分確認は困難orz

 

決定版オーケストラ楽器別人間学、など

 *[読みかけ]決定版オーケストラ楽器別人間学

オラも一応、短期間(半年ほど)某大学のアマ・オケに所属していたことはあるので、ちょっと手を出してみたんだが。そのうち古本屋で見かければ、かな?(今は生活環境変わったので、古本屋行く機会も滅多にないがorz)

 決定じゃない版は新潮文庫からでているようで。オーケストラ楽器別人間学 (新潮文庫)

そえば表紙の絵はwikipedia:ドナルド・トランプさんに見えるが、彼に音楽の素養があるという話は寡聞にして聞かないねぇ。ググったらこんなのもあるそうだが:wikipedia:ドナルド・トランプ (曲)

 

もイッチョ読みかけ放置、行ってみよ~

*[読みかけ]テレビ的教養

 これまた元はテレビ的教養 (日本の“現代”) だそうで。

wikipedia:放送法における番組の分け方も結構あいまいで、プロ野球は「娯楽番組」だけど学生野球は「教養番組」だとか言う人もいたとか。

あと、「解説」からデジタル書き抜き。

教育は、国家の方針に従って教育装置に従事する教員が行うものであるという前提に立つとすれば、社会変動によって国家の教育方針が変われば、教員は新しい方針に従うことになる

実際、解説の著者の先生は、戦前は軍国教育の推進者であったが、戦後は民主教育に熱心だと評判で、新聞にも載ったんだとか。

 

科学にすがるな!

「科学にすがるな!」――宇宙と死をめぐる特別授業

「科学にすがるな!」――宇宙と死をめぐる特別授業

 

 文ちゃん艸場 よしみ氏の対談本。

文ちゃん曰く、

自分の頭で推論して腑に落ちる知識にこそ意味があるのだ

 だそうだ。

宇宙という言葉はややこしい…(中略)…

wikipedia:はやぶさ (探査機)の熱狂は、宇宙物理ではなく社会政策の範疇 

 宇宙*1の観点から言うと、地球は太陽の部分*2みたいなものなんだって。

 そえば本書にもよく出てきた「けなげ」というキーワードは前に別な本でも見かけた記憶があるんだが、詳細不明orz 

超能力的なものに頼らない「自立」という意味でもあるんだ 

ヱ、誰ですか、オメーは「毛無気」やろ、とか言ってるのは。事実は否定できないorz

wikipedia:素粒子は粒子ではない

とかいうのは、ここだけ抜き出すと誤解を招きそうな気もするが。ま、オラようわからん狂人なので、言葉じりに反応してもうたorz

文ちゃんのような理論屋の世界は、「自然をありのままに見ない修行」をしないとならんそうだ。五感に引きずられていてはダメだよ、ってことか?「力」も「相互作用」と言ったりするし。だから、星を見ても涙は出ないそうだ。ま、物理屋はだいたいそうだね。オラの場合、星が回ってるしorz

熱力学は、いわば情報の学問 

科学とは、権威がこけていく物語 

というのは、別な本でも見かけた記憶があるなぁ。

 

物理とは結局、ものの作用や動きや変化を数学で解いていく、数字の大きさの理論  

 wikipedia:小柴昌俊さんが、

wikipedia:佐藤文隆の業績は、wikipedia:宇宙の晴れ上がりという言葉をつくったことだ

 とか言ってるそうだ。

でも文ちゃんもかつては「科学」という名の大型wikipedia:公共事業を推進する立場だったのが、今はそれを批判する方に回っているのは、「僕も変わるんだ」とか何とか開き直ってたorz

人のいうことは自己点検用で、感激は危険である 

 今の世の中、「感激しました」とかいう言葉が幅を利かせてるが。

でも本書のまとめとしては、

物理では人間はわからない。まして死や生などわかるはずがない 

 だそうでorz

先生も今は、科学をシビリアン・コントロールすべき、と考えているそうだ(ググったらこれヒット:15号:なぜ、すべての人たちが科学を学ぶ必要があるのか

物理も今は確率論…物事を確率で発想できる社会にならないといけない 

 書きもらしもあるかもしらんが、だいたいそんなとこでしょうか?

 

*1:文ちゃん、この語キライだそうで。曰く、まともにものを考える回路を鈍らす、麻薬的な言葉、だそうだ。

*2:≒おまけ?

なぜシロクマは南極にいないのか

ここ の続きです。 

なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ

なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ

 

 うーん、「コモドオオトカゲはピグミーゾウを食べるために進化したのか」という題名の論文があったそうなんだが、ググっても真偽不明orz

南緯(北緯)60度線は、赤道の約半分の長さだそうだ:地球の動きに従って光の射す方へ | チンパン草

海は巨大で密度の濃い暖房システムであり、常に摂氏0度以上に保たれてる  

(ウルサイこと言うと)冬のオホーツク海とかはどうなんだろう?

白亜紀末のwikipedia:大量絶滅も、 南極でのそれがもっとも破壊的だったんだって。

 こんなのもいるそうだ:ネズミ?ゾウ?鼻行類!? 長い鼻をもつ謎の小動物「ハネジネズミ」が可愛すぎる - NAVER まとめ

こーゆーのもあるそうだ:wikipedia:化学合成 (生命科学)

ふーん、爬虫類は変温動物で燃費が良いから、その分飢えにも強いんだ*1

ふーん、wikipedia:バイカル湖はロシアの宝石ですか:美しき悲劇の湖!凍結した『バイカル湖』がターコイズ色に輝く宝石みたい! - NAVER まとめ

うーん、ガキの頃ギリシャ神話もよく読んだ記憶はあるが、wikipedia:スキュラは記憶にないなぁorz

wikipedia:リチャード・ドーキンスの言を例によってデジタル書き抜き

(人類の遺伝的多様性は…)ありがたいことに我々はそれぞれ違う。それほど大きくではないが。

ま、祖先の物語 ~ドーキンスの生命やってくるのかを史~ 上 からの孫引きですがorz

無知による偏見をなくす一番の武器は真実

 

生物においても技術においても、隔離が進化のスピードを遅くするのだ。

「なにがどこからやってくるのかを解明し、伝えたい」というのが(生物)地理学者の基本的な願いだそうだ。

wikipedia:ポリネシア人はアジアが起源だそうですか。

同じくサツマイモの起源をググったら、おかみの子供向けページヒット:サツマイモ 「どこからきたの?」:農林水産省

で、本書の主張としては、「生命と地球は共に進化する」ということだそうだ。で、最後(の方)にあったまとめの語は、

真実、それは地表面に刻まれているしばしば苛烈で破壊的な力の、目を見張るような副産物として現れる

とのこと。そーえば父も昔、「真実はキビしいのじゃ」とか何とか言ってた記憶が…

 

*1:リンクを貼ろうとしたら、うまく出来なかったorz

フェイクニュースを科学する

[読書]フェイクニュースを科学する

そもそもフェイクニュースという言葉の定義自体一致した見解がないそうで、研究者やジャーナリストの間で合意されてることが一つだけあるとすれば、

フェイクニュースという言葉は役に立たない

だそうだ。
そえば、今は名前が5chに変わったんだったね…:「2ちゃんねる」が「5ちゃんねる」に名称変更 - ITmedia NEWS 英語圏ではwikipedia:4chanだそうだが。
wikipedia:ガイウス・ユリウス・カエサルも「人は見たいように見る」というようなことを言ってるそうだ(正確な表現は、ググってもわからずorz)
「バックファイアー効果」というのもあるそうだ(リンクはとりあえずこれにした。あとは各自ググってくれ)ネガティブなことは頭に残りがちという「バックファイア効果」とは? | ライフハッカー[日本版]
なんで、フェイクニュースを信じている人に真実を告げても事態は改善するどころかますますかたくなになって意固地になり逆効果らしい。バ○につける薬はない、と心の中でほくそ笑んでるしかないのか…

ヒットソングの誕生には社会的影響が働いている

という研究結果もあるんだって。
google:情動感染というのもあるそうだ(ググったらいろいろヒットして一つに絞り切れないので、グーグル記法でリンクorz)
この世界の古典は『デマの心理学』という書だそうで。噂の公式もあって、こんな風に解説されてるとか:噂の公式 - キリハリ ヌキガキ
こ―ゆーのも:性格を表すビッグ・ファイブとは?ビッグ・ファイブを構成する特性5因子について解説 | 自分コンパス
こんなのも聞き覚えはあるね:wikipedia:ダンバー数

人間社会はwikipedia:狩猟採集社会wikipedia:農耕社会wikipedia:工業社会(これは転送されるが)と歩んできて、現代はその次のwikipedia:情報化社会

だそうだ。しかし、wikipedia:インターネットを流通する情報量の約半分近くがwikipedia:インターネットボットが発信した情報なんだって。今やwikipedia:チューリングテストにも合格するらしいし:人間と区別がつかないAIチャットボット?
伝説のキャトペーパーというのはこれか:グーグル翻訳の礎となった伝説の論文「キャットペーパー」の衝撃 「グーグルと人工知能」最前線│集中連載第4回 | クーリエ・ジャポン
こんなのもあるからwikipedia:ディープフェイク、気軽に写真撮影に応じるのも危険なのかしらん?まーでも、未来のことはわからんし、こーゆーのは気にしだしたらキリがなくて引きこもるしかない?でもそうしたら、楽しい○○や××もないんだよね…
wikipedia:ハーバート・サイモンがこんなこといってるそうだ:情報の豊かさは注意の貧困をつくる (ハーバート・サイモン) | TK 好奇心研究所
wikipedia:リテラシーも、今は文脈によって意味が変わるようで。学力が高いから…とか若いから…というもんでは無さそうだ。
こういう話もあったとか:変異した花の写真が話題に!海外メディアが「福島原発事故の放射能が原因?」と報じる!|情報速報ドットコム
こんなのもあるそうだが:E.S.C.A.P.E. Junk News | NewseumED(ジャンクニュースから逃げろ)英語読み解く気力なしorz
ドイツは、こんなのもやってるそうだ:ネットワーク執行法(「NetzDG」) | Facebookヘルプセンター | Facebook(通称フェイスブック法)
こういうのもあるから:wikipedia:エコーチェンバー現象集団極性化、気をつけよーね、ってことでしょうか?
しかし土曜日に京都に行ってたんだが、本書は行きの新幹線で読み切ってしまったのは、やや想定外orz 代わりに読む本を探そうとしたけど、今の時代慣れてない街で本屋を探すのも一苦労orz

図書館で見かけた本

*[読みかけ]起源の物語: クールベの《世界の起源》をめぐって 

起源の物語: クールベの《世界の起源》をめぐって

起源の物語: クールベの《世界の起源》をめぐって

 

これのことか? 「最もわいせつ」な絵画、ついにモデル判明 クールベ作「世界の起源」 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

 

*[読みかけ]もじもじもじ鉄

もじもじもじ鉄 鉄道の書体とデザインほぼぜんぶ

もじもじもじ鉄 鉄道の書体とデザインほぼぜんぶ

 

 「鉄」の世界は奥が深いねぇ。

タコの才能、など

*[読書]タコの才能

 そーえば、タコの本読んだなぁ、と思って手を出したら、な、な、なんと*1、本書も読みかけでしたorz タコの才能 - た-くんの狂人日記 今回は一応最後まで読んだが。

タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 (ヒストリカル・スタディーズ10)

タコの才能 いちばん賢い無脊椎動物 (ヒストリカル・スタディーズ10)

 

 ググっても見当たらんが、wikipedia:オクトパス・ガーデン・カクテルのレシピなんて載ってた。でも、今の宿舎は禁酒ですからorz

こんな料理も:wikipedia:ポルボ・ア・フェイラ

タコは(生より)一度冷凍した方がぬめりがとりやすくなるんだって:生たこをおいしく食べる11の方法について - ぶち猫おかわり

タコの天敵は、筆頭に上がるのがウツボだそうで:タコの天敵って?

タコ墨とイカ墨はちょっと違うらしい:イカ墨とタコ墨4つの違い!何故タコスミパスタは無いの?

いい時もあれば悪い時もあるのが漁というもの。

 アメリカ人はタコが嫌い、とかいう話もあるが、アメリカ人は本当にタコが嫌い?/怖いという感情に宗教は関係ある? ななめ読みした感じでは、やっぱり人による?

「シーフードウォッチ」とかいうのもあるんだってね:いよいよ日本版シーフードウォッチ始動 | 清福丸ブログ

ギリシャ人はタコが好きだそうだ:ギリシャ人は古代からタコが好き! (ギリシャの)タコの都と紹介される街もあるとか。ググってもようわからんがorz

でも、毒を持ってるタコもいるから要注意、とのこと:一般的なタコ「マダコ」も毒を持っている!?日本の海でも猛毒ダコに注意 | とざなぼ

 で、タコの腕というのは、ゾウの鼻なんかとおなじ筋静水系*2というのなんだって。人間に利き手があるように、タコにも利き腕もあるんだとか。

でも、タコはwikipedia:海洋酸性化に弱いそうなので、そのうち絶滅の危機?

海は万物流転の場で…

 タコの変色


タコの体色変化を楽しむ

は、最高で1時間に177回という記録があるそうだ。

人生はくすぶるためにあるわけじゃない 

オラの(現在の)人生、くすぶってますがorz 

で、そのタコの賢さだが、鳥類の中程度には賢いだろう、とのこと(そもそも知性を図る万人が合意する検査法がないんだよね、人間ですら計るの一苦労だし)。

驚くべき知能というのは、動物界ではそれほどめずらしくないことがわかってきた(そもそも、能力があるのは人間だけだという前提がおこがましい)。

前にもどっかで書いたことがあるような気がするが、

仮説を立てるためには観察が向いてるけれど、仮説には検証が必要なんです。

 こんなのもあるそうだ:いしきにかんするケンブリッジせんげん【意識に関するケンブリッジ宣言】: Vegan Encyclopedia

そうそう、こんな話も:タコの心臓は3つ!脳みそは9つ!ハイスペックなタコの生体に迫る - macaroni

香港のwikipedia:ICカードは、オクトパスカード八達通)だそうだ:【香港】香港観光の必須アイテム『オクトパスカード』の買い方と注意ポイント!【動画あり】 | Trip-Nomad

 タコの知能は、鳥類の中程度には賢いだろう、とのこと。もっとも、そもそも知能を測万人が合意する客観的な方法がない(人間のwikipedia:知能指数IQですら議論噴出なんだから、ましてや人間以外の動物をや)以上、推測に過ぎないんだが。

でも墨をかけられたりなど仕返しされるから、タコに逆らってはいけないそうだ。

ここで出てきたwikipedia:環境エンリッチメントは、タコにも有効なんだそうだ。そえば、人間の子どもにも豊かな環境を与えた方が伸びるんだったか。

で、タコの足は言わば分散処理だから、wikipedia:クラウドなどの話にも通じる部分がありそうで、ググってみたらこんな記事もヒットした:いま知っておきたい、ブレイクスルーを生む「タコ理論」:破壊的な「分散協調型」モデル | DIGIDAY[日本版]

本書出版時点では、タコの養殖は難しそうとのことだったが、その後養殖に成功した、とのニュースもチラホラ:日本水産がマダコ完全養殖/世界で2例目、量産へ前進 / みなと新聞 電子版

タコの目と人間の目は構造が似てるんだそうだ:タコの目は人の目と構造がそっくり!? | つじまる堂のブログ これもwikipedia:収斂進化の一例かな?と思いググるとこれヒット(記事ではイカの例だが):コアラと人間の指紋はすごく似ている!驚くべき収斂進化、10事例 : カラパイア

シャコの色覚の話は、その後異論も出てきたようで:シャコの「驚異の色覚」は幻想だった? | ハフポスト

そえばこんなのもあったか:wikipedia:蛸と海女

でも、今生物学の世界で分類学を専攻する学生は減ってきているそうだね。本書では(分類学を)「自然界の司書」と呼んでたが。司書が減った図書館は崩壊する?

また、水産生物学者と海洋生態学者は意見が合わなくて仲が悪いそうだ。

書き漏れもあるかも知らんが、まぁこんなとこでしょーか?

 

また、

*[読みかけ]地図の進化論 

地図の進化論: 地理空間情報と人間の未来

地図の進化論: 地理空間情報と人間の未来

 

 これまた読んでましたorz 地図の進化論 - たーくんの狂人日記

まぁ今回は、

ナビゲーションの構成要素は「現在地の確認」-「プランニング」-「ルートの維持」が基本であると言われている

なんていうところに反応したようだが。

*1:ヱ、キミのそれはいつものことジャマイカ、ってか?

*2:生きものは円柱形:ゆうどうの読書記録:So-netブログ